式を書け!

 初歩的過ぎる話だが、算数不得意者には式を書かずに 頭の中で考えこんで解決しようとする者は結構多い。一見良さそうだが、それでは難しい問題を難しいまま考えることになり、限界がある。式を書くことは、思考をしやすくすることでもあることを理解してほしい。。

筆算を小さく書くな!

 筆算を小さく書いてやると数字が見にくくなり、計算ミスにつながる。計算ミスが多いと、解法を理解していても自信がなくなり、モチベーションも下がり、悪循環に陥ってしまう。これでは土俵に入るどころではない。

裏づけを取って学習せよ!

 裏づけがなく一種の計算技法のように学んでいる者は、絶対できるようにならない。段階が進むにしたがって、何をやっているのか途中でわからなくなる。

せめて根本的原理は押さえろ!

 根本的原理は基礎の基礎ではあるが、意外に押さえられていない。本来であれば学ぶうえで最低限のお話。しかしそもそもこれすら教えていないハズレ講師も少なくはない。困ったときに戻って考えることができる、根本的原理はすぐに押さえよう。

思考の流れを整理して学べ!

 算数の苦手な者は視野が狭く、問題を見渡して考えることができない。一式一式レベルの理解が終わったら、必ず大局的な押さえ方をしよう。私の指導は、大局的な流れを教えてから一式ごとの解説をしているので、本質から学ぶことができ、習熟度はすごく良くなります。