中学受験における国語とは
中学受験における国語という教科は算数と同じ最高配点。
本番ではアクシデントが少なく、算数より安定的な得点力となります。
したがって本物の実力が付けば、国語は算数よりも、本番では戦力になります。
しかし、国語というのは異質な教科です。
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他教科は独立別個な問題として問われるのに対して、国語は常に総合的能力を問われます。
得意な者は放っておいても難なく高得点を取れ、不得意な者はどんなに勉強したって点が取れない。
できない者にとっては、すべての要素がダメだから、ちょっと頑張ったくらいではぜんぜん点が変わらない。
普通のやり方では、国語の勉強ほど手応えが感じず、無力感に襲われるものはありません。
逆に国語が得意な者は、それだけでボーナスをもらっているようなもの。
ひょっとしたら中学受験においては、努力で点につながる他教科より国語が合否のキャスティングボードを握っているかもしれません。
中学受験塾(進学教室)や家庭教師がやっている 下手すぎる現状教育
- 「なんとなく」的長文読解のカンを養うだけのあいまい教育。
- 文章の完全理解を前提とした解説
完璧に文章の内容を読みとれた者だけしか役に立たない授業 - はじめに答えありきの結果論的理想論的解説
要は教師の解釈論の押し付け。つじつま合わせにすぎず、解法に統一性がない - 与えられた文章にしか対応できない解説
これで本番どうしろと言うのか - 成績が悪ければ、原因は生徒の努力不足で済まされる。
責任回避主義。改善につながる具体論は何もない。 - 塾内で成績がよくても、合格できない生徒が続出。
塾のカリキュラムを消化しても、受からない生徒が続出する現実。
子供に塾のことを聞いてみよう!
国語で手遅れになりかけている中学受験生の特徴
- 一回読んだだけでは、何言ってるのかまるでわからない。筆者の言いたいことなど、つかむどころではない。
- カンで答える。根拠がない。ひどい場合は、根拠という概念自体ない。
- 記述は白紙。
- いつも制限時間内に終わらない。
- 2回読んでもわからない。
- テストが返ってきても、なぜ間違いなのかわからない。解き直し不能。
子供にこの傾向があったら、要注意!
国語における中学受験生全体の傾向
「結局は本人のセンスの問題」
と片付けられる、ただ時間ばかり費やすだけの無駄で無意味な国語教育。
長文読解の特効薬がない!
そのため、文法・漢字など知識に走らざるをえない受験戦略。
中学受験国語を自力で改善する勉強法
正直、長文読解を自力で解決するのはかなり難しい。
算数もラクではないが、国語の長文読解を自力で改善するのは、算数以上に厳しい。それでも、助けになりそうなことを以下記述しよう。
根拠を確認しながら答えろ!
塾でもこれくらいは言われているかと思うが、できない生徒の中にはなんのことやらわかってない生徒もいる。
字数条件から答えるな!
国語ダメ生徒に多い傾向。例えば20字以内という条件があったとき、この字数を手がかりに答えようとする。これではダミーに引っかかり相手の術中にはまってしまう。
慣用句を押さえよう!
慣用句は、知識問題として出題される場合だけでなく、読解問題に組み込まれる場合もある。つまり、その慣用句の意味を知っているだけで、その読解問題が取れる場合があるのだ。だからこの勉強は、読解にもつながる。
語彙を増やそう!
語彙は、読解技術に並ぶ車の両輪のようなもの。知っている言葉の意味が増えれば、文章も明確になり、読解の得点も向上する。選択肢の意味もつかみやすい。ただ漫然と問題解いているだけなら、こっちのほうが有効かも。
音読にこだわるな!
明治大学の有名教授が唱えて以来、読解力を上げるためには音読が非常に効果があるかのように音読ブームになっているが、私の受験指導経験ではそのような感触はまったくない。検証すれば、明らかだと思う。
言葉をこれから習うような幼児教育や、黙読では文節レベルでつっかえるような受験生というには超レアケース的生徒なら多少の効果はあるかもしれないが、一般的受験生であれば、音読によって劇的に国語の成績がよくなり、上位校に合格しましたということは100%ありえないと考える。小学校低学年の国語の成績向上目的なら効果はあるかもしれない。
漢字に手を抜くな!
漢字はほぼすべての入試問題に出題される。2問取れば読解1問分ぐらいにはなる。また漢字を学ぶことにより、語彙も増えるし、記述問題で誤字による減点も減る。結果として、国語の点数をだいぶ助けることになる。
こうしたら勝てる!!Uemura式 中学受験国語長文読解指導
実戦で使える国語をみがけ! 自分の力で文章を把握し、根拠に基づく解答を導き出せる国語読解回路を開発するための指導法は、従来の指導法とは180度違う!!
Uemura式 中学受験国語指導法概説
国語は算数と同じく最高配点。受験戦略上どんな文章でも対応できる読解力が身につけば、本番では算数より安定的な得点力となりえます。
そのうえ、本の内容を素早く的確につかむ力があれば、多感な子供の人生にどれほど多くの力を与えてくれるでしょう。
読むので精一杯の人と、簡単に理解し余力でその知識を活用にまわせる人とでは当然人生の広がりや深み・楽しさ・仕事力に違いがでることは誰から見ても明らかです。
他の教科ならともかく国語の偏差値が上がったなどというと、いかにも誇大広告のように感じられるかと思います。
けれども私には、大半の塾では大量の問題を与えて単に長文読解のカンを鍛えているだけのように思われます。
制限時間の存在を無視し、文章の完全理解を前提とした解説、あいまいでかつ結果論的理想論的な解説、与えられた文章だけしか対応できない解説に何の意味があるのでしょう。
こんなつかみ所のない指導が「国語という教科は、できない人間にはどんなにうまく教えても努力させてもなかなか成果がでない。」という常識を生んだと思えてなりません。
長年の指導と研究を通じて、
どんな文章にも対応できる汎用性の高い長文読解術、初めて見る文章の言いたいことを手にとるようにつかみ、算数に近い確信をもって答えを導き出せる
長文読解術を開発しました。
これまでの国語教育では芽もでなかった子供たちが、アクティブな感覚で国語を楽しんでいます。
私共では従来の受験指導法から脱皮し、どんな文章・問題にでも対応できる国語長文読解回路の開発を
成績不振者と同じ目線で指導をしています。
そしてさらに一般速読術の受験に対する欠陥をカバーしたウエムラ式受験速読術・問題選択論・ウエムラ式ケアレスミスチェック・入試本番実力発揮術など、従来受験業界で『運』の問題で済まされてきた問題点にさらに深くメスを入れ、具体的な対策として解決していきます。
まずは一度体験してみてください。思わず将来が見えてくるほどの衝撃と手応えをお約束いたします。